本記事では、大学・大学院でプログラミングを学ぶのってどんな感じなのか解説します。
大学・大学院で情報・工学・理工学部以外の学部に通っていた方は気になるかなと思います。
社会人になってからでも、学ぶ方法はあるので参考にしてみてください。
大学・大学院でプログラミングを学ぶってどんな感じなの?
大学・大学院でプログラミング(ソフトウェア)関係を中心に学びたい場合、情報学科で学ぶのが一般的です。
他の学部でもプログラミングを学ぶことも可能ですが、網羅的なカリキュラムが用意されていないことがあります。
学べる内容は大学のシラバスを見ると分かるのですが、大雑把に上げると以下になります。
- プログラミング言語
- 情報数学、離散数学
- 情報論理
- 計算機システム、ハードウェア
- 言語処理論
- プロセッサ、コンパイラ
- データベース
- ソフトウェア設計
- 人工知能
- 機械学習、ML
- 計算量
- OS
- アルゴリズム
- データ構造
- ネットワーク
プログラミング言語以外の項目が数多くあることが分かると思います。
情報系以外の場合、コンパイラ、言語処理理論、データベース、ソフトウェア設計、計算量、アルゴリズムあたりはない可能性があります。
一方で、ネットワーク、計算機システム、OSあたりはプログラミングを扱っている場合はあることが多いかなという印象です。
いくつか取り上げて解説します。
プログラミング言語
PCを使った実習がメインで課題が出される事が多いです。
形式は大学によって様々だと思いますが、TAがついて質問しやすい環境である場合も多いでしょう。
課題はプログラミング言語の書籍にあるような例題な感じです。
- ソートするプログラム
- 画像を圧縮するプログラム
- etc
言語はC言語、Java、Python、Fortranなどです。
機械学習、ML
大学の研究室に機械学習、ML系の研究室があれば、講義があるでしょう。
以前は、研究室に配属しないと扱うことが少なかった分野かなと思います。
情報系の大学に行っていないと問題はあるのか?
研修が充実している企業の場合、上記に上げたような項目は網羅的に学べるようになっているケースがあります。
情報系の大学以外から入社することを想定しているのだと思います。
一方で、情報系の大学以外に進学していて、研修が充実していない企業に入社すると、網羅的に学ぶ機会がないということになります。
何かしら補う必要があるでしょう。
すでに就職しているけど学ぶ方法はないのか?
大学院に通う方法はありますが、大きな費用がかかったり時間的コストがかかったりします。
実は大学の講義はeラーニングで参照することができるので、「大学院に通うのはちょっと」という方でも取り組みやすいと思います。
ただ、手軽に利用できる反面、以下のようなデメリットもあるなという印象です。
- 三日坊主になりやすい
- 大学の講義なので1コマ90分と長く、学習の効率が悪い
- 海外の大学の場合、英語の講義である
講義や動画は、どうしても学び終えるまで時間がかかりがちです。
ある程度、事前知識があるなら書籍を購入して読み込んだ方が理解度が増すかなと思います。
まとめ
大学・大学院でプログラミングを学ぶってどんな感じなの?というテーマで解説しました。
社会人になってからでも学ぶ方法はあるので、チャレンジしてみてください。